土地探しで疲れたあなたに【探し方を変える必要があります!】

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皆さんこんにちは。
元住宅営業マンのyasuです。


土地探しは数日で決まる方もいれば、数年かけて購入する土地がようやく決まる方もいます。

どちらも土地を購入するというゴールは同じですが、時間をかければかけるほど疲れてしまうのが土地探しです。

土地は一つとして同じものがなく、「土地が出てこない」という泥沼に一度はまってしまうとなかなか抜け出せないものです。

本記事では土地探しに時間がかかっている方や、希望の土地がなかなか出てこないという方に向けて、私が住宅営業をしていた経験をもとにアドバイスをいたします。

記事内にはシビアで厳しいアドバイスもありますが、現実を見ていただきたいという点から忖度なしで記載しています。

特に以下のような悩みをもった方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!

・なかなか理想の土地が出てこなくて、時間が経つにつれて疲れてきた方
・土地探しに半年以上かかっている方
・都心などの土地が出にくいエリアで探している方
・これから土地探しをはじめる方で、スムーズに土地探しを進めたい方


【土地探しの関連記事はこちらから】

失敗しない土地探しのコツを紹介! | yasu blog (dehouser.com)
土地探しの方法を徹底解説【初心者必見でもできる土地探しのコツ】 | yasu blog (dehouser.com)

土地探しで疲れたときの対象方法とは【探し方を間違えている可能性が高いです】


私がハウスメーカーの営業をしている際にも土地探しをしている方を数多くお手伝いさせていただきましたが、「土地探しで疲れてしまった」という方を何人も見てきました。

最初に説明をしておくと、土地探し=疲れるものであるということは当たり前のことで、落ち込むことはありません

当然金額も高額ですし、購入するのに心配になったり不安になったりするのは皆さん同じです。

つまり土地探しで疲れてしまうのは、仕方のないことだと認識することがまず第一歩です。

最初からこの覚悟で土地探しに臨めば、疲れてしまったときも「そりゃそうだよな…」と思えるようになり、多少は心が楽になるかもしれません。


またここからが本題ですが、土地探しにはコツが必要で探し方を間違えてしまうと『いつまでたっても土地が見つからない』状態になってしまいます。

また探しているエリアによって、土地が探しやすさはかなり変わってきます。

土地を探すのは疲れる作業とはいえ、時間がかかればかかるほど疲労度も増していきますので、なるべくスムーズに土地探しを進めたいところです。

今回は土地が見つからない方をいくつか条件に分けて、それぞれの対象方法を説明していきたいと思います。

都心などの土地が出にくいエリアで探している方


ご存じの通り、都心エリアでは土地が出にくいことに加えて高額な物件などが多く、土地探しの中でもトップクラスに難しい条件となります。

結論から言うと、都心のエリアでは正攻法では良い土地は見つけにくいのが現状です。

なぜならば土地が出にくいが故に、それだけ土地が出るのを待っている人も多いからです。

ちなみにどれくらい土地が出るのを待っている方が多いかよく分かるエピソードですが、
過去私が担当させて頂いたお客さんは、新規の土地情報が公開されて8時間後に買い付けをしたところ6番手だったということがありました。

つまり「希望のエリア」で、「希望している条件」が当てはまればすぐに買い付けします!なんなら買い付け前の現地確認とか不要です!という方が何人も張り付いている状態なのです。

都心のエリアで土地を買うということは、こういった強者を抑えて即決できるだけの準備が必要になるということです。


そこで私がオススメしているのは、まず希望エリアと希望条件を決めたら、探しているエリアの不動産屋に足を運ぶことです。
希望の条件がそろっている未公開物件が出てきたらなら即買います!という意思を伝えておくことで、優先的に紹介してもらえる確率が高くなります。

例えば希望している条件が①土地面積が20坪、②車両通行可能な前面道路がある、③3階建て建築可能、④エリアは〇〇駅から徒歩20分圏内、⑤土地予算は5000万円 だったとすると、この条件で土地が出てきたら即買い付けします!という意思を各不動産業者に伝えておくということです。

ただし、希望の条件で土地が出たらすぐに買い付けできる準備と心構えをしておく必要があります。

もちろん、こんなことしなくて都心で土地が見つかる場合もありますが、本記事のタイトルのように「土地探しで疲れてしまった」方で、どうやったら土地が見つかるのか分からないと悩んでいる方はぜひこの方法を試してみてください。

ちなみに私がオススメしている土地探しの方法として、まずハウスメーカーを決めてからハウスメーカーと一緒に土地を探すというものがあります。

都心で土地を探す場合には特におすすめの方法となりますので、気になる方はこちらの記事を参照下さい。↓
【注文住宅】土地探しの方法を徹底解説【初心者必見でもできる土地探しのコツ】 | yasu blog (dehouser.com)


希望エリアの物件数は多いものの、条件がなかなか合わない方


これは住宅営業をしていた経験から一番多いパターンだと思っています。

土地の物件数自体はあるものの、金額や土地の大きさ、駅から徒歩〇分などの細かい条件が合わずになかなか決められないという方です。

この場合は、はっきり言って土地探しの条件を変えた方が良いです。

いつか希望の条件の土地が出るかもしれないという気持ちは分かりますが、それは例えると家電量販店などで陳列にない商品の入荷をまっているのと同じ状態です。

確かに運が良ければいつか入荷されたり、値引きセールなどで希望の条件で商品(土地)を購入することができるかもしれませんが、そんなことを待っていてはいつまで経っても土地は見つけられません。

よくあるのが価格の問題ですが、例えば3,000万円が平均相場のエリアで2,000万円の土地を探しても全く意味がありません。

先ほどの家電量販店の話に例えると、普通は5万円で売っているパソコンを3.3万円程度で買おうとしているのと同じです。

まずは予算内でどんな土地が買えるのか、エリアを変えて考えてみましょう。エリアがどうしても変えられない場合は、そもそも家づくりの計画自体を見直すべきです。

現実を突きつけるようですが、的外れな土地探しに無駄な時間を使うよりも、マンションなど他の選択肢も含めて検討することに時間を割いた方が有意義といえます。

価格以外にも、土地の大きさや最寄り駅からの距離など色々な希望条件があると思いますが、土地が見つからない場合は何かしらの条件を見直す必要があり、どうしても見直せない場合は家づくりの計画自体を考え直してみましょう。


土地探しに疲れてしまった方は探し方を変えましょう


以上のことから、土地探しに半年以上かかっている方は探し方を変えてみましょう。

まずは希望の条件面を見直してみることが必要です。

100点満点中80点以上の土地であれば【即買い付け】、60点以上であれば【候補に残るが保留】、それ以下であれば買わないなど点数で評価を付けることもひとつの方法です。

どうしても100点満点に近い土地を狙いたくなりますが、そんな土地はまずありません

最初から80点以上なら”買い”と条件を決めておくことで、妥協点を見つけて土地探しをしてみましょう!