土地探しのコツを紹介!【初心者必見は必見です】
皆さんこんにちは!
元住宅営業マンのyasuです。
以前は注文住宅営業マンとして様々なお客様の家づくりをお手伝いしてきましたが、”土地探し”の段階で大きな失敗している方を数多く見てきました。そこで今回は《間違いのない土地探しの方法》と題してみましたので、これから家づくりを検討されている方、土地探しを検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
間違いのない土地探しのコツを徹底解説
まず初めに・・・ 結論から言います!!土地を探す際には、
①建てるハウスメーカーを先に決める
②そのメーカーと一緒に土地を探す
を必ず実践してください。これが土地を探す際の究極のポイントとなります。この手順を無視してしまうと費用面で損をしてしまうことなど思いもよらない失敗をする可能性があります。
以下に重要ポイントを3点に分けて解説をしていきたいと思います。
土地探しのコツを3つのポイントで解説!
①トータルコストの把握を行う!
私の体感ですが、これが一番多かったお客様の失敗事例です。皆さんが土地を購入する際には、土地の金額、仲介手数料、諸経費等を把握して、土地にかかるトータルコストは把握していると思います。しかし実は選んだ土地によって建てる家のコストが変わるので、土地+建物のトータルコストを把握したうえで、土地を購入する必要があります。どういうことか、実例を挙げて説明します。
例えば防火地域/準防火地域などの防火規制がある土地を購入した場合、建物を耐火性のある仕様に変更する必要があるため追加費用がかかります。これらを土地購入時に把握していない方がほとんどのため、トータルの予算が狂ってしまう訳です。
ちなみに先にハウスメーカーを決めて、そのメーカーと土地探しを行うことで、候補の土地ごとに建物予算を把握することが可能です(例:Aの土地の場合は建物は2000万円、Bの場合は2200万円、Cの場合は2500万円と土地ごとに見積を出してもらえます)。
②法規制を踏まえたうえで、どんな建物が建つかを知る!
土地に関する法規制というと建蔽率や容積率などをご存じの方も多いのではないでしょうか。これらの法規制はもちろんですが、用途地域や条例による規制も含めて検討するべきことはまだまだあります。
例えば斜線制限(用途地域による制限)のある地域では、簡単に説明すると建物の高さが制限されています。ハウスメーカーごとに建物の高さや屋根の勾配が異なるので、制限を踏まえてどのような家が建つのか、これは会社ごとに異なります。
これもハウスメーカーを先に決めておくことで、その土地を購入した場合の仮の建物図面を提供してもらえます。よってどんな建物が建つか、あらかじめ把握できることで、大きなギャップが生まれにくくなります。
③住宅ローンを攻略する!
これは初歩的なように見えて、一番見落としがちな部分です。土地を購入する際、大半の方が住宅ローンを組むと思います。住宅ローンはその名の通り、基本的には建物と土地のセットでローンを組むものになります。つまり、土地だけで住宅ローンは組めないのが一般的です。しかし、土地を購入してから早ければ1ヶ月後には土地代金の支払い期限が設定されます。ローンで支払いを行うには、住宅メーカーと契約をしなければなりませんので、期限を気にしながらメーカー選びを行うわけです。私も営業マン時代に、このようなお客さんを山ほど見てきましたが、どの方もとにかく時間との戦いに精いっぱいで冷静な判断ができていないように感じました。
もうここまで説明すればお分かりかと思いますが、この点も先にハウスメーカーを決めておけば、土地購入後もスムーズに住宅ローンの審査に入れるので安心ですね。
以上、いかがでしたでしょうか。はっきり言って、ハウスメーカーよりも先に土地を決めるメリットはないです。
微力ながら私が営業マン時代に得た知識をもとに、ぜひ参考にしていただければと思います。