マンションと戸建てのメリット/デメリット！【永遠のテーマを徹底解説！】
皆さんこんにちは。
元住宅営業マンのyasuです。
私がハウスメーカーで営業をしていた際に、多くの質問があったのが『マンションと戸建て どっちを選んだ方がいいんですか？』というものです。特にこれから住宅を検討されている方は、非常に迷う選択肢だと思います。
そこで今回は戸建てとマンションを購入するメリットとデメリットを紹介します。
さらに"今の時代だからこそ"こっちを選択するべきだ！という私なりの意見も解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
まずはマンションと戸建てのメリットとデメリットを簡単にご紹介します。
目次
【マンション vs 戸建て】メリットとデメリットを解説
【マンションを購入するメリット】
・駅から近い物件を選択しやすい
・セキュリティーが高い
・共有部分の管理を管理会社に任せられる
・気密性が高い
【マンションを購入するデメリット】
・騒音トラブルが多い
・リフォーム、リノベーションの自由度が低い
・ペット禁止などの制約がある
・駐車場代がかかる
戸建てを購入するメリットとデメリット
【戸建てを購入するメリット】
・マンションと比較して、近隣との騒音トラブルが少ない
・室内、室外においてリノベーションなどの自由度が高い
・プライバシーを確保しやすい
・土地が資産として残る
【戸建てを購入するデメリット】
・同じ立地価格だとマンションの方が安い
・気密性はマンションに劣る可能性がある
・セキュリティーがマンションに比べ劣る
筆者のyasuのオススメは戸建て！
それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、じゃあどちらが良いの？という話になります。
結論から言うと、私個人的には戸建てをオススメします。これは私yasuが元ハウスメーカーの営業マンだったから…という訳ではなく、しっかりとした根拠がありますので以下に記載します。
今後の日本の住まいはどうなる？
まず根拠を説明する前に、今後の日本の住まいがどうなっていくのか説明をしていきます(話がいったん壮大になりますが(笑))。
現在日本では少子高齢化による人口減少が問題となっておりますが、これはマンションを求める人も戸建てを求める人も相対的に減少していくことを意味しています。
つまり戸建ての場合は空き家が増加、マンションの場合は空き室が増えていくことが問題となっていきます(既に大きな問題になっていますが)。
また新型コロナウイルスの影響でリモートワークが推進されており、働き方もこの1年で随分と変化がありました。今後通信技術などがさらに発達していくことを考えると、将来的には更にリモートワークで仕事が完結する人が多くなります。そうすると、わざわざ通勤に便利な駅近の高いマンションに住まなくてもよくなる訳です。
よって、将来的には駅近のマンションを選択する人の数は減少すると私yasuは予想しています。
修繕積立金の問題
その際に一つ目の問題となるのが、修繕積立金です。修繕積立金とは経年劣化によって、補修が必要な部分がでた時のことを考えて、『住んでいる人みんなで分割して毎月積み立てましょうね』という金額です。
住んでいる人でそれらを分割して払うので、100世帯が入るマンションに50世帯しか住んでいない場合と、100世帯住んでいる場合とでは支払い金額に大きな開きが出てきます。前述の通り、マンション人口が減ると修繕費の支払いが増えていく可能性が高く、オススメできないという訳です。
資産価値の問題
二つ目の問題は資産価値の問題です。マンションの空き室が増えると、当然資産価値としても減少が見込まれます。さらに言うと修繕費がかかるので引っ越したいと思っても買い手がつかない可能性すらあります。
戸建ての場合も当然同じように修繕費はかかりますが、金額が限定されているので人口が減少しても想定外の費用がかかる恐れがありません。
特にお子様がいらっしゃる方は、築数十年で修繕費がかかるマンションをお子様に残す(遺産相続する)ことをオススメできません。しかし戸建ての場合は建物の価値は落ちても、少なくとも土地の価値が残る他、建て替えてそこに住み続けるという選択もできるメリットがあります。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。
ここまで私yasuの意見を好き勝手に記載しましたが、マンションがいいか戸建てがいいかは、あくまでも家族ごとの状況、収入、年齢にもよって異なると思います。
例えば、家族を守るために住まいは防犯性を優先順位1番にしたい！という方には私は戸建てはオススメできないですし、オートロック3重のセキュリティーマンションをおすすめします。
なので絶対に戸建てがいいとは言い切れませんが、どっちか迷っていて決められない…どっちがオススメ？と聞かれたらこのような回答になります。
ぜひこれから住まいを検討されている方は参考にしてみてください！